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「古き良き」を暮らしに。「古民家」で安らぎある毎日を

2019.11.11

「古いもの」に心惹かれる理由は、人によってさまざま。素朴さに魅力を感じる方もいれば、色合いや形に落ち着きや心の安らぎを感じるという方、かつての思い出を懐かしみたい方など、人によって異なることでしょう。

今、暮らしにおいても「古民家」が注目されています。現在の建物にはない味わいや趣がある「古民家」を、自宅やカフェ・ショップなどにリノベーションする人は増え、年代を問わず人気です。

現在我が家は、新築で購入したマンションに住んでいますが、次の住処は、新築ではなくリノベーションを前提として考えています。古民家も含めた中古住宅・マンションを、ネットの物件情報を中心にチェックしています。

今回は、「古民家」についてお話しします。「古民家」の魅力や探し方をお伝えします。私が日頃チェックしている、物件情報のウェブサイトもご紹介しましょう。

 

そもそも「古民家」とは?

そもそも、「古民家」と「中古住宅」にはどのような違いがあるのでしょうか?

実は「古民家」についての具体的な条件は、定められていないとのこと。

国の文化財登録制度では、50年以上が経過した建物を登録の条件としています。令和元年の今年から遡ると、昭和40年前半以前に建てられた建物が該当することとなります。一方、一般社団法人全国古民家再生協会では、昭和25年に制定された建築基準法以前の建物を「古民家」と定義しています。

「古民家」と聞いて私がイメージするのは、幼い頃の思い出に残る古い農家。田畑の緑に囲まれた屋根瓦のある木造の建物で、引き戸の玄関を入ると土間があり、庭に面して縁側が広がる昭和の古い民家です。他にも、京都の路地に並ぶ「町家」や、飛騨高山や金沢などで見かける古めかしく重厚な印象の建物などを思い浮かべます。

 

なぜ「古民家」は人気があるの?

それでは、なぜ「古民家」に人気があるのでしょう?家の状態が悪ければ、修繕費用が高くつくこともあり、価格だけが理由ではないはず。現在の建物にはない魅力があるからこそ「古民家」に人気が集まるのではないでしょうか。

レトロな雰囲気が味わえる

「古民家」には現在の建物にはない、古い家屋ならではの雰囲気や味わいがあります。新築物件や中古住宅をリノベーションする場合も、古民家の味わいを取り入れたいと「古民家風」のデザインを取り入れる人も少なくはありません。

古民家ならではの雰囲気といえば、黒く光りどっしりとした太い柱や梁ではないでしょうか。また、レトロなデザインの扉や木枠のガラス窓、土間や縁側なども、新築住宅にはない独特の設えです。他には、隣の部屋とは障子だけで仕切られただけの田の字型の間取りも現在の住宅にはない特徴です。

夏の間過ごしやすい

吉田兼好の「徒然草」に「いえのつくりやうは、なつをむねとすべし」との一節がありますが、日本の夏は湿気と暑さで大変!気温が暑いだけでなく、湿気も高くなるのは、日本ならではの気候です。

日本の古い建物には、夏を快適にする工夫が詰まっています。暑い夏でも、お寺などの古い建物に入ると、ひんやりと感じたことはないでしょうか? また、大きな掃き出し窓を全面に開け、部屋を区切る障子を開け放てば、家の中を風が吹き抜けていきます。日差しをやわらげる効果がある縁側は、部屋に太陽の熱が入りにくくなるので、涼しく感じることができます。また、畳には断熱や除湿の効果もあるので、夏場畳の上に寝転ぶと涼しく感じることができます。

 

「古民家」を見つけるには?

不動産情報サイトで見つける

インターネットには数多くの古民家紹介サービスや不動産紹介サービスがあります。私が日頃からチェックしているものを紹介しましょう。

「空き家ゲートウェイ」

2019年に入ってから新たに生まれたのが「空き家ゲートウェイ」。こちらのサービスで、特筆すべきはその価格。100均物件と名打ったこちらの物件には、100円の物件があるんですよ!

100円なんて間違いじゃないの?と思うかもしれませんが、100万円の物件と並んで、100円の物件も掲載されています。

こちらのサービスは、どうやって売ればいいかわからない、処分するのが面倒という売り手と、欲しい人の間をつなぐためのサイト。持ち主にとってはガラクタ同然になった家も、欲しい人には宝物になるのでは?そんな思いから始まった、空き家のマッチングサービスです。

こちらのサイトは、我が家でも頻繁にチェックしているのですが、残念なのが、更新頻度が高くないというところ。また、掲載されている数や地域も少ないので、今後充実していくことを期待しています。

このサイトを中心に物件を探すというよりは、気になる物件と出会えるかもと言う気持ちで利用するのがよさそうです。

詳しくはこちらから

「田舎ねっと.日本」

「田舎ネット.日本」では、日本全国の田舎にある物件と、田舎暮らしに関する情報を見ることができるサイト。

古民家も掲載されていますが、築年数の浅い一戸建てや土地が中心に掲載されています。地域別に検索ができるので、田舎で古民家に住みたいと言う方は、チェックしてみたはいかがでしょうか?

詳しくはこちらから

「R不動産」

「R不動産」は、古民家や一戸建て・マンションはもちろん、ビル一棟や倉庫・店舗物件、さらには武家屋敷までと、ユニークな物件が掲載されているサイト。

また、他のサイトに比べると、家の中や間取り・周辺の写真・気になるポイントなど、物件探しで気になる情報などがかなり細かく掲載されています。

不動産が好きな方であれば読んでいるだけでも楽しめるので、私は実際に住む予定のないエリアも、ついチェックしてしまいます。

残念な点は、物件取り扱いのエリアが限定されていること。以前条件も良い「これは買いかも!」という物件を見つけることができたのですが、数時間後に物件の掲載がなくなっていたので、早めのアクションをとることをお勧めします。

詳しくはこちら

(こちらはR不動産神戸版。左上のメニューから他の地域を選択することができます)

 

地方自治体による空き家情報で見つける

町役場など地方自治体が、空き家紹介を行なっている中で、「古民家」を見つけることもできます。住みたいエリアが決まっている場合は、ウェブサイトを検索すると、自治体が公開している空き家情報を見つけることができます。

 

地元の不動産で見つける

全国的な紹介サービスサイトには掲載されない、地元の不動産屋さんだからこそ知っている物件もあります。ウェブサイトに物件を掲載している場合もありますが、店舗を訪れることでウェブサイトに掲載していない掘り出し物を見つけることができる場合もあります。

 

まとめ

「古民家」は、若い人にも人気のある注目の物件。改修に大きなコストや手間がかかる場合もあれば、実際に住んで見ると不便な点が出てくるかもしれません。しかし、日本ならではの「古き良き住まい」は、毎日の暮らしに安らぎとあたたかさを与えてくれるのではないでしょうか。

 

ライター:MIKIKO.Y

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