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LIFESTYLE

「目的のある旅」と「目的のない旅」〜一人旅の楽しみ方〜

2017.05.22

 “旅行”という言葉を聞いてどのようなイメージを連想するでしょうか。見て字の如く「旅に行く」と書いて旅行。一般的にはよその地へ行くことを旅行というように記されています。

そんな旅には「目的のある旅」「目的のない旅」があると思います。

観光場所を目的地としたり、文化財を訪れたり、自然の中でのんびりする時間を求めたりする「目的のある旅」。

一方、「目的のない旅」では目的地を定めず期間だけを決めて旅に出たり、行き先は成行きで偶然や必然の出会いを楽しんだり、また目的地だけでなく期間も定めず、長期の旅に出たりする人もいます。

比率的には何かしらの目的を考えて旅行のプランニングをする“目的のある旅”に出る人の方が多いような気もしますが、“目的のない旅”の魅力に取りつかれてしまうとそこから抜け出せなくなってしまうこともあります。

 

今回の記事ではそんな魅力たっぷりな「目的のない旅~一人旅の面白さ~」について考えてみたいと思います。

 

昨今、一人で旅をする人々が増えてきているように感じています。かく言う筆者もその一人。

バックパックにテントを潜ませ、赴くままに旅に出ています。なぜ一人で知らない土地を訪れるのか。

そこには心の中に潜む“隠れる自分”をさらけ出せる瞬間を求める人々が増えてきているからではないかと感じます。職場内での人間関係の複雑さ。

家庭内での肩身の狭さ。孤立化によるコミュニケーション力の低下など、その背景は人それぞれ。たまには自分のことを知られていない場所に行きたくなったりするものなのですかね。

 

日々、仕事や生活に追われる日常から少しだけ飛び出し、何も考えずにただただ黄昏るなんて、何だか豊かな時間ですよね。

 

あてなく旅に出るって一見デンジャラスに感じますが、勇気がいるのは最初の一歩だけ。踏み出してしまえば、あとは“自分で”どうにかするしかないので、以外にもしっかりと動けるもので、予め考えられたプランではないため、どのように動いても行き当たりバッチリだったりするのです。

 

そんな筆者が旅に出る時に考えるポイントは主に三つ

 

一つ目は、

観光本(事前情報)を見ない旅であること

 

観光本には、流行りのお店だったり、隠れ家的な場所だったり。厳選された様々な情報が載っています。もちろんこれらを有効的に活用しないのはもったいない。けれど、そればかりを頼りに行くのでは面白味が足りない。ペーパー(画面)上に載る文字や言葉はあくまでも第三者の想いであって、それだけに囚われてしまうと新たな発見を見落としてしまうような気がします。しかし、何も知らない土地で一人歩くだけでは少し心細い。そんな時に私が頼りにするのは地に根付く地元の方々。笑顔で挨拶を交わすと自然と会話が広がり、SNSからは得ることのできないリアルな情報をこっそりと教えてくれます。ここにこそ偶然の出会いと面白さがたくさん詰まっているのです。

 

二つ目は、

低予算で行く旅であること

 

低予算で行くには可動式Houseになり、かつ自由度が高い“キャンプ(テント泊)”がおすすめ。荷物が重くて大変そう…などと思われるかもしれませんが、このご時世、道具選びやパッキング方法でいくらでもコンパクトに行くことができます。キャンプ場での醍醐味って、初めて会ったキャンパー同士でも近い感じがしてしまうのですよね。(私だけ?笑)ホテルや民宿などでは味わえない旅の面白さが“キャンプ”というツールにはたくさん詰まっています。お金をかければいくらでも豪華に楽に旅をすることができる時代。時間と心に余裕があるときには、あえてお金をかけずに偶然を楽しみながら、あるモノを使って展開させていくのも良いかもしれませんね。

 

三つ目は、

縁で繋がる旅であること。

 

“どこに行きたいか”ではなく、“誰の元を訪れたいか”私が旅の中で一番重きを置いているのはこれ。「あの人の元を訪れたら何か面白いことが起こりそう!」「この人と何か企んだら面白くなりそうだぞ?」そう思える人のところを訪れるとその場が面白くなっていくと同時に、繋がりの輪がどんどん広がっていくような気がします。点が線になり渦を巻いていく感覚は規格外の面白さがあり、新たな道標をたくさん教えてくれます。一人で旅をするからと言って、ヒトとの繋がりを決して遮断するのではなく、むしろどんどん人と関わっていきます。気心知れた仲間同士で行くとついその中で物語が完結してしまいがちですよね。もちろんその楽しさもあります。けれど、たまには一人であてもなく旅に出てみるのも良いかもしれませんね。

 

最後に、目的のない“旅”にはこれまでの自分と新たな自分に出会う不思議な魅力を持っていると思っています。

旅に出ることで、自身を見つめ直しまた新たな気持ちで明日を迎える。旅を暮らしの中の一部に入れたり、職業としたり、人生そのものが旅だと思ったり。

それぞれ旅のスタイルは異なるかもしれませんが、自分の出来る範囲でオリジナルの旅を創り上げてみるのも面白いかもしれませんね。

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