初めてのキャンプはレンタルがおすすめ!購入前の検討や収納スペース対策にも
夏休みは、キャンプやバーベキューなど屋外でのレジャーが楽しめるシーズン。この夏、初めてのキャンプにチャレンジする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、キャンプ用品のレンタルサービスについて紹介します。これからキャンプを始める方はもちろん、年に1回や数年に1回などたまにキャンプを楽しむという方には、キャンプ用品レンタルは合理的なサービスです。それでは、早速キャンプ用品のレンタルサービスについて詳しく見ていきましょう。
キャンプ用品のレンタルが合理的な理由は?
キャンプ用品のレンタルサービスには、どのようなメリットがあるのでしょうか。我が家の体験も踏まえながらご紹介します。
1. テントの設営は慣れていないと重労働
初めてキャンプをする方は、いきなりテントを購入せず、まずはレンタルで「テントを実際に設営する」ことを体験するのがおすすめ。
「初めてのキャンプのテントはレンタルで!」と私が提唱する理由は二つです。
ひとつは、うまく扱えるかわからないテントをいきなり購入するのはリスクがあること。
もうひとつは、そもそもキャンプ自体に馴染めないという人もいるからです。
テントを設営するには、力とコツが必要です。近頃はワンタッチで簡単に設営できるタイプもありますが、ポールをしならせたり、重い幕を持ち上げたりと力は必要です。
我が家は夫婦二人キャンプのため、テント設営においては私も重要戦力を担う一人。
女性にしては背が高く力に自信があるので、夫からもその働きを認められるほどですが、購入したばかりのテントを初めて設営するときにはいつも苦戦を強いられます。
現在使っているのは、カマボコテントと呼ばれる細長いドーム状のテントですが、長さが3メートル近くもある大きなサイズ。2人で設営するには、体力も使いますが、タイミングを合わせる為に常に声かけすることが不可欠。初めて設営したときには、二人とも息を切らし汗だくになっていました。
近頃は安価に購入できるテントもありますが、私の経験からすると、性能と価格は結びついているもの。丈夫さ・遮光性・組み立てやすさなど「さすがお値段だけはある!」と感じさせられます。
高価なテントを購入したのに、うまく扱えず箪笥の肥やしになったり、オークションへ出品なんてもったいないですよね。自分達はテントを設営できるのか、どんなテントが設営しやすいのかを体験してから購入しても遅くはないと思います。
2. 季節によって適した道具が異なる
キャンプといえば夏と考える方も多いことでしょう。しかし、キャンプのベストシーズンは秋。地域にもよりますが、4月頃から10月末まで営業しているキャンプ場が多いようです。
どの季節にキャンプに行くかによって、適した道具も異なります。
たとえば、日差しや雨を避けてくれるタープ。
オープンタープと呼ばれるものは、気候のよい時期には、開放感や自然との一体感を楽しむことができます。しかし、夏はライトをつけた瞬間虫が殺到。また、風を遮る役割はほとんどない為、冷え込む時期には焚き火などがマストです。
一方、ドーム状になったタープは、開放感にはかけるものの、中に入ってファスナーを閉めれば暖かく過ごすことができます。また、網戸にすることで夏場は虫除けも。
何種類ものテントを持ち、季節や気候・場所に応じてテントの使い分けをしている方もいます。しかし大半の方にとっては、使いやすいベーシックなタイプを購入し、後は季節に応じてレンタルも活用するというのが合理的でしょう。
3. 収納場所を取る
収納場所については、皆様のご想像の通りと言えるでしょう。我が家は、マンションのトランクルームをキャンプ用品でぎゅうぎゅう詰めにした上に、部屋のクローゼットにも小物を収納しています。
キャンプの道具ってどんなものがあるの?と思われた方のために、我が家にあるキャンプ用品をご紹介しましょう。
-
テント×2
-
ドーム型タープ×1
-
リクライニングチェア×2
-
椅子がセットになったテーブル×2
-
キャスター付きのクーラーボックス×1
-
バーベキュー用のグリル×2
-
テント内に物を置くための棚×2
-
寝袋×2
-
寝袋の下に敷くパット×2
-
寒さを防ぐためのシート×1
-
ランタン×3
-
ホワイトガソリン缶×1
-
ミニカセットコンロ×1
他にも鍋やフライパンなどの調理器具など、挙げ始めるとまだまだ。我が家ではこれらのキャンプ用品が、収納スペースを占拠している状態です。
4. その時のキャンプスタイルに合った道具を使える
大人数で、カップル2人で、小さな子供と一緒になど、誰と行くかによっても、キャンプスタイルが変わり、使う道具の大きさやタイプが変わります。
また、子供が小さいうちは頻繁にキャンプに行っていたが、大きくなってからは塾や部活で忙しくキャンプはお預けという話を聞くことも。
キャンプスタイルが変わることも考えると、その時々に合わせて都度レンタルをするというのも、一つの方法でしょう。
キャンプレンタルサービスご紹介
キャンプ用品はどこでレンタルすることができるのでしょうか。キャンプ用品のレンタルサービスは数多くありますが、特に私が気になったサービスを紹介しましょう。
1.キャンプ場でのレンタル
もっとも手間がかからないのは、キャンプ場でのレンタル。行き帰りの荷物が少なく、場合によっては手ぶらで行くことも可能です。
初めての方は、テントやタープがあらかじめ設営されているサイトを選ぶのも手。設営する時間や労力がいらず、時間を存分に使うことができます。
2.インターネットから申し込むレンタルサービス
使ってみたいキャンプ用品がある場合は、インターネットのレンタルサービスから探してお試ししてみましょう。
「そらのした」
テントや寝袋・マットを組み合わせたセットなど、初心者でも迷わず選ぶことができます。セットでも好みのテントを選べるのも魅力的です。MSRなどマニアックなものから、Coleman、snowpeak(スノーピーク)などおなじみのメーカーのテントなど、バリエーション豊かに揃っています。
「Tental」
ヒルバーグやマルシャル、ノルディスクなど、あまり見かけることも少ないテントが揃う「Tental」。マウンテンハードウェアのドームテントや、Helinoxのチェアなど、個性派デザインの用具も揃い、キャンプ通も満足できるのではないでしょうか。
「New LEAVES」
「New LEAVES」の配送対象は全国。しかも自宅だけでなく、キャンプ場に配送してくれるというのは大きな魅力ですよね。先にご紹介した2つのサービスに比べるとバリエーションが少なく感じますが、キャンプに必要なすべてが揃うセットがあるなど初めてのキャンプにおすすめです。
まとめ
キャンプ用品のレンタルサービスをご紹介しました。道具選びを失敗したがためにキャンプが楽しめなかった、うまく使えなくて箪笥の肥やしになってしまったなんてことにならないように、まずはレンタルでのお試しをおすすめします♪
ライター:MIKIKO.Y