【海のある暮らし】
みなさんは“海”に対するイメージをどのように持っているでしょうか。
「レジャーとしてたまに遊びに行く場所」「マリンスポーツを楽しむところ」「デートの定番」「暮らしの中で求めている場所」など楽しいイメージを抱く方が多いのでしょうか。
“夏と言えば海!”と関連する方も多いですよね。浜辺でごろごろ・浮き輪でのんびり・素潜り・ダイビング・釣り。様々なアクティビティを堪能できる海は世界中の人々にとっての余暇スポットのような気がしています。
今回の記事では、海でのアクティビティを紹介しながら、海が近くにある暮らしの魅力に迫りたいと思います。
①海水浴
「海で遊ぶ」と決めてまず考えるのが海水浴でしょうか。
浮き輪を持って海の上でぷかぷか。レジャーシートを広げて日光浴。海の家でBBQ。何かしらのアイテムを持ち合わせるとその楽しみ方は一気に広がります。そんな海での定番アイテムとして、まず挙げられるのが“浮き輪”や“ビーチボール”。
空気を入れて使うアイテムは荷物もかさばらずに、海を満喫できる最高の組み合わせです。最近では、これらの小道具を写真映えするように撮るのも通の楽しみ方でしょうか。
②素潜り・スノーケル
フィン・マスク・ゴーグルの3点セットをつけて、海中の世界をのぞき込むことができるスノーケル。
しっかりと目を開けて海面を見渡せる世界は普段見ている世界と一味違った輝きを見せてくれます。
泳ぐのが苦手な方でも、ライフジャケット(海上でも浮かんでいられる救命胴衣の一つ)を着用してマスクをつけるだけで、潜らずとも海面の様子を見ることができます。
海の世界の広さを一度味わってしまうともうそこは別世界。
魚たちのいる世界を覗き見ることのできるスノーケルは子どもから大人まで手軽に楽しめるアクティビティの一つ。
3点セットも簡単に手に入りやすかったり、海関係のショップや場合によっては海水浴場でもレンタルができたり。
海水浴に物足りなくなってきた人にはおススメのアクティビティです。
③ダイビング
スノーケルを堪能してくると、“さらに深い世界まで覗き見たい”という欲が表れてくる場合もしばし。
そんな方にオススメなのがダイビング。スノーケルセットから一気に機材が増え、装着段階から心持ちが変わってきます。
重いタンクを背負い、海に浸かるまでの道のりを歩く緊張感。海に入ってから海底散策を始めるまでのなんとも言えぬドキドキ感。
そして、海の中を優雅に進む爽快感は入った者にしか分からない世界が待っているはず。機材を揃えたり、レンタルしたり。
エントリーするにも経験とお金が必要なダイビングはお手軽にできるアクティビティではないかもしれませんが、“体験ダイビング”を行っているショップはたくさんあります。魚たちやたくさんの生き物との海底冒険。一度は味わってみても良いかもしれませんね。
④釣り
特に男性でハマる方が多い海での定番として挙げられるのが“釣り”。釣り糸を海に垂らし、ヒットするまで様々な仕掛けをする釣りは簡単そうに見えて実は奥深い世界。
ポイントによってまた季節毎に釣れる魚が異なる釣りは男性陣にとっての永遠のレジャーでしょうか。自分で獲った魚をさばいていただく至福感はきっと計り知れないモノでしょうね。
ちなみに、筆者が暮らす島では“つきんぼ”と言って、手銛をして、魚を捕まえる方も多くいます。ヒットするまで何が釣れるか分からない釣りとは異なり、突く魚を選んで仕留めるつきんぼは、自分と魚との対一の関係。すごく慎重に真剣になるそうですよ。
⑤SUP
筆者の最近のお気に入りはSUP(スタンドアップパドル)という最近流行りのアクティビティ。
海の中に入らずとも海面散歩を堪能できるSUPは、特に女性の方から人気で、初心者の方でもコツをつかんでしまえばいくらでも海の上にいることができます。最近では、SUPヨガという言葉も出てきているほど。波に揺られながら、ぼーっとする時間は至福のひと時。
身も心もデトックスできるSUPはオススメアクティビティの一つです。
「海で遊ぶ」と考えると前後の身支度に時間をとられたり、面倒くさいとイメージをしたりする方もいるかと思いますが、日常の中に取りいれてしまうとその敷居は以外にも低くなるもの。
“アクティビティを行う場所”から“暮らしの一部”に変わった海を感じる生活は、海なし県で暮らしてきた筆者にとって、新鮮であり色々なことを考えさせられる場所です。
アクティビティを楽しむと同時に様々な魚たちの様子を覗き見て、その魚たちをいただく機会も多くなりました。獲った(頂いた)魚を自分で捌き、調理していただく。
これまで当たり前のようにに食べていた海鮮も、より感謝していただくようになりました。
「遊ぶ」「食べる」「癒される」海での暮らし。
海の近くで『暮らしてみる』ことで、感じる世界があるかもしれませんね。